DRI通信19号 「DRIのコンサルティングサービス」 1998.4.1
彼岸過ぎても寒さが残り、桜も足踏み状態、と思っていたら急に暖かくなって染
め井吉野と山桜が同時に咲き始めました。あわただしかった3月をやり過ごし、
新年度を迎えましたが今度は不況の中、どうやって黒字にするか、また新しい苦
労が始まります。
さて今月は、技術的な話題を一休みして、DRIのコンサルティングサービスに
ついて、営業担当の竹下から説明させてもらうことにしました。
今回は息抜きのティータイム通信です。
DRI通信を一次受信している方から、二次・三次の転送を受けている方も多くなっ
てきました。「ひょんなことからDRI通信を読んでいるけど、DRIってどんな会
社?」・・なんていう方も多いようです。
What is DRI? の基本的なことに関しては、DRIのホームページをご覧いただくと
して、今回はDRIコンサルティングの概要を紹介しましょう。
■DRI サマリー
・創立:1985/10、資本金:9000万円、売上:4.5億円(1997年度実績)、社員:
31名
・法人株主:(株)Beacon IT、(株)アシスト、DRI社員持ち株会・・この3法人
以外は個人株主です
・事業:DOA技術(ビジネスモデルとIRMをベースにしたシステム・ライフサイク
ル管理技術)に特化した研究開発型コンサルティング事業
■技術コンサルティングの主題と適用技術
・DRIのコンサルティングは、DOA技術移転コンサルティングです。
・即ちお客様のなかにDRI独自のDOA推進技術を導入して頂き、知識教育(ODT)・
実地教育(OJT)を通じて技術移転を行なうのが原点です。
・しかし最近は、お客様からJOBを受託し、その中に教育を組み込みお客様の人材
育成を図りながら、以下の様なテーマを推進するパターンが多くなってきまし
た。
DOA転換中長期計画の立案
全社的システム開発計画の立案
個別アプリ情報システムの概念基本(実装独立)設計
個別アプリ情報システムの実装設計と開発の監理
全社一元化DB(基幹DB、情報DB、DWH )の設計・構築
コーポレートリポジトリーの設計・構築
特定業務のデータモデリング、プロセスモデリング
全社共通コード体系の設計と移行(データモデルをベースにしたコード設計)
・あらゆる支援でベースにする技術は、DRIが独自に開発した以下の技術(PLANシ
リーズといいます)です。
PLAN-DB:データ分析(データモデリング、概念DB設計)技法
PLAN-ARCH:DBの分割/分散を設計するアーキテクチャ設計技法
PLAN-PHDB:効率的アクセスを実現する物理DBのレコード設計技法
PLAN-DOA:DOAの推進手順、IRMの在り方とシステム部品の定義
PLAN-CODE:フレキシブルな次世代コード設計法
PLAN-DD:リポジトリーにおけるデータコンポーネント定義法
PLAN-PROC:ビジネスプロセスのモデリング技法
PLAN-PG:アプリケーションロジックのモデリング技法(概念PGM設計法)
■アプリケーション別コンサルティング実績
・DRIは、創立以来実施してきた全てのJOBの5W1Hや成果物を「プロジェクトレ
コード」として記録保存しています。
・そのうち、内部の研究開発Pjtや教育Pjtを除いた「コンサルティングPjt」を、
業務種別・対象データ種別ごとに集計したのが以下の表です。
・集計期間は、1985/10〜1998/3までの12.5年間です。
業務/REST分類 R E S T Total
————————————————————–
1.事業計画・予算 - 6 3 - 9
2.営業・販売・物流 5 76 18 11 110
3.生産 - 26 8 2 36
4.工事・工務・設備 - 23 1 2 26
5.資材・購買 1 12 - 1 14
6.原価 - 1 2 2 5
7.経理・財務 3 37 6 4 50
8.人事・労務・総務 3 19 1 3 26
9.システム・研究開発 - 4 4 7 15
10.顧客管理 1 5 4 - 10
11.製品・商品・部品 6 7 - - 13
12.不動産 - 8 - - 8
13.生保・損保 - 9 1 2 12
14.銀行・証券 - 8 - 1 9
15.通信・交通・輸送 1 1 - 2 4
16.貿易・輸出入 1 1 - - 2
17.基幹トータル 1 7 3 11 22
18.その他 1 3 1 6 11
————————————————————–
合計 23 253 52 54 382
・表横軸のREST分類のうちR/E/Sは、PLAN-DBがデータの性質分類から規定してい
る「ファイル類型」と同じ分類です。
・即ち、R分類のPjtは、リソースデータの整備が基本的な狙いっだったことを示
しています。これには例えば、各種コードの全社統一/標準化、顧客/製商品マ
スター等の統合/内容見直し、などのPjtが分類されています。
・ Eはイベントデータ、一般にトランザクション系、業務系あるいは勘定系等、
といわれるタイプの業務のモデリングや設計のPjtです。
・Sはサマリーデータ、一般に情報系とか意思決定系と言われるデータ、を扱う業
務やDBを対象にしたPjtで、DWHのためのデータ分析や設計Pjtはここに分類されて
います。
・TはR/E/Sタイプのデータをトータルに対象にしたことを示します。
■コンサルティングの特徴
・私達のコンサルティングは、私達が開発したPLANシリーズを適用しながら、ビ
ジネスモデル(データとプロセスモデル)を通して事業・業務・システムの本
質・理想・現実の違いを認識し、新しい事業・業務・システムの設計をOJTで行な
うものです。そして究極的には、情報システムのライフサイクルマネジメントを
リポジトリーを中核にして行なう基本的な考え方と理論を身につけて頂くことを
狙っています。
・PLANシリーズはお客様にとっては始めての理論と技術ですから、コンサルティ
ング現場は「教育を行なう、個別作業のインストラクションを行なう、分析・設
計を行なう、結果をレビューし再検討する」この繰り返しで最終成果物を作成す
るまでリードします。
・ですから、私達コンサルティングの最大の特徴は、お客様のなかにDOA文化を推
進される人造りをすることにあります。
■コンサルティングPjtのイメージ
・DRIが実施しているコンサルティングPjtのイメージを理解していただくため
に、典型的Pjt三態の平均的規模をご紹介しましょう。
(1)データ分析OJT
・データ分析技術の習得を目的に、再開発などが予定されている個別APPLを題 材に行います
・成果物(人材育成以外)・・概念DB構造図、コードやビジネスルール上の
問題点
・分析範囲・・・・IO帳票が200種類くらいの業務(システム)
・期間・・・・・・約3ヶ月
・お客様の体制・・SA=4〜5人、DA=1〜2人、EU=1人+アルファ
・DRIの体制・・・コンサルタント2人
・費用・・・・・・教育費約400万、コンサルティング費約800万〜1,200万
(2)概念基本設計OJT
・個別APPLの分析と実装独立の設計をOJT方式で実施します
・成果物(人材育成以外)・・新システムの概念DB構造図・業務処理図・複
雑なデータ加工処理図・新コードやビジネスルール、概念リポジト
リー・・など
・設計規模・・・・ IO帳票が200種類くらいの業務(システムとしては、
400〜500K位?)
・期間・・・・・・約6ヶ月(この後、開発工程に6月以内か?)
・お客様の体制・・SA=4〜5人、DA=1〜2人、EU=1人+アルファ
・DRIの体制・・・コンサルタント3人
・費用・・・・・・教育費約600万、コンサルティング費約3,000万位
(3)全社データ分析の受託
・全社システムの見直し/再開発の計画立案、全社共通DBの設計/IRM構築、
等を目的に全社を対象に行います
・成果物(人材育成以外)・・概念DB構造図、コードやビジネスルール上の
問題点、システム単位とその開発プライオリティなど
・期間・・・・・・約6ヶ月
・お客様の体制・・SA=5〜6人、DA=2〜3人、EU=10人位
・DRIの体制・・・コンサルタント4〜5人
・費用・・・・・・教育費約400万、コンサルティング費約5,000万位
DRIがご支援するJOBの前には、お客様のご要望をお聞きしコンサルテイング提案
とお見積書を出させて頂きますので、このPjt三態は一つの目安とお考え下さい。
以上
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