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【プロジェクトマネージャの人材像】

プロジェクトマネージャの人材像を、ITスキル標準V3(著作:経済産業省, 独立行政法人 情報処理推進機構)に照らし合わせて確認してみましょう。


プロジェクトマネージャとは

プロジェクトマネージャは、ある目標のために、決められた期間内に、期日までに成果物を完成させる使命を負います。
そのために以下のような職務を担い、必要な人材、資材、費用を計画して確保し、プロジェクトを遂行します。
成果物が完成し、ユーザやスポンサーに受け入れられた時点で、プロジェクトは完了します。

  1. プロジェクトの目的を理解し、作業範囲を明確にする
  2. プロジェクトの体制を作る
  3. スケジュールを立てる
  4. 費用を把握し、コントロールする
  5. 技術標準や基盤構成を検討し、基本技術をとをマネージする
  6. リスクを検討把握する
  7. プロジェクト進捗の阻害要因を排除する
  8. 進捗管理、懸案事項管理、変更管理、障害管理を実施し、コミュニケーションをとる
  9. 顧客企業、発注先企業との関係を維持する

ITスキル標準の職種定義

ITSS定義 :プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネジメント関連技術、ビジネスマネジメント技術を活用し、プロジェクトの提案、立上げ、計画、実行、監視コントロール、終結を実施し、計画された納入物、サービスと、その要求品質、コスト、納期に責任を持つ。
IT投資の局面においては、戦略的情報化企画(課題整理、分析(ビジネス、IT)、ソリューション設計(構造、パターン))、開発(コンポネント設計(システム、業務)、ソリューション構築(開発、実装))及び運用、保守(ソリューション運用(システム、業務)、ソリューション保守(システム、業務))を主な活動領域として以下を実施する。

  • 戦略的情報化企画
    • 情報化企画(ITアウトソーシング、ソフトウェア製品開発専門分野)
    • プロジェクト計画の策定
  • 開発
    • プロジェクトの管理、統制
  • 運用、保守
    • プロジェクトの管理、統制

当該職種は、以下の専門分野に区分される。

  • システム開発
    • ITシステムの提案、開発、保守に関わるプロジェクトマネジメントを行う(ITシステムとして要求される機能を実現するためのソフトウェアを開発し、コンピュータ及びネットワーク環境を構築する。インターネットテクノロジを使用したものを含む)。
  • ITアウトソーシング
    • 顧客の経営戦略を受けて、外部組織としてITシステムの企画、構築、保守、システム運用、サポート運用、業務運用に関わるプロジェクトマネジメントを行う。
  • ネットワークサービス
    • データ(LAN/WAN)、画像、映像等の通信環境の設計、導入及び管理に関わるプロジェクトマネジメントを行う。
  • ソフトウェア製品開発
    • 不特定多数のユーザを対象としたソフトウェア製品の企画、設計、開発、改良及び保守に関わるプロジェクトマネジメントを行う。

データ総研が考える「プロジェクトマネージャ」の人材像

プロジェクトマネージャにはマネジメントスキル、リーダシップ、ニーズをまとめるスキル、アーキテクトスキルなど多様なスキルが要求されます。

その中で、最も重要なのは「マネジメントスキル」です。
プロジェクトを計画し、且つ、プロジェクトの進行を阻害する要因を解決して推進する力です。
まず、プロジェクト全体のスケジュール立案は非常に重要です、ここで大きく見誤ることはプロジェクトとして致命的です。
このスケジューリングの要は、業務要件分析です。業務の要件をヒアリングしてまとめる業務要件分析フェーズでは、ユーザニーズをいかに聴き出して、どの範囲をどのようにシステム化するかを決めて、プロジェクトを方向付けなければなりません。
必ずしもプロジェクトマネージャ自身が直接ユーザニーズをまとめる必要はありませんが、上流工程についてはプロジェクトマネージャ自身にもニーズをまとめるスキルがなければ、プロジェクトコントロールができません。
プロジェクトマネージャ自身が積極的に参加し、その後の工程の進め方やリスク点を予想し、次の工程に繋ぐことのできる技量が必要です。

また、プロジェクトが失敗する理由の一つに、「詳細に検討すると議論が紛糾して後工程の時間が無くなる」などの理由で、前の工程で検討議論すべき事柄を先送りにしてしまうことが挙げられます。
論理的に先に決めておくべき内容を後工程にまわすことは、後に手戻りが発生し、未解決事項の検討に忙殺されてプロジェクトが進まない事態に陥ります。

プロジェクトを推進するには、プロジェクトマネージャが、目標と成果物を正確に理解し、検討すべき事柄の論理的順序や、優先度の高い部分と低い部分を明確に把握し、場面場面のリスクに対し、いつでも有効な手を打てる、このようなスキルが求められます。

現在の企業システムは大規模複雑化しており、システム開発プロジェクトも、業務要件の高度化、IT技術の高度化、複雑化、マルチベンダ化などにより、非常にプロジェクト管理が難しくなっています。プロジェクトの失敗や運用開始後の障害などが、深刻な社会的影響を及ぼすことも多くなり、このような背景から、IT技術だけでなく、プロジェクトマネジマント教育も重要視されるようになっています。

また、近年は米国のPMI(Project Management Institute)から出ている「PMBOK(Project Management Book Of Knowledge)」が、プロジェクトマネジメント知識体系」として、一般的なプロジェクトを進める上で共通な必須作業項目を39個のプロセスとして体系化しています。
プロジェクトマネージャにとって、個人の経験や勘だけでなく、体系化された知識を習得することは、ひとつの拠り所として非常に有用です。

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