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2014年 情報システム部門が取り組むべきこと

新年明けましておめでとうございます。
今年もデータマネジメント通信をよろしくお願いいたします。

今回はお正月休みに思いついた「2014年情報システム部門が取り組むべきこと」5項目です。もちろん、データマネジメントの視点にこだわって選出しました。

1 サイロからの脱出
 整合性のとれない個別システムが乱立している状態はまだまだ続きます。個々のシステム同士がコミュニケーション可能になるような、あるいは業務をまたがって統合された情報を活用できるような、シナリオと施策が必要です。(データマネジメント通信25号も参考にしてください)キーワードは、マスタデータマネジメントとセマンティックデータハブの2つですね。

2 情報活用による業務改善
 情報システム部門は、2014年、ユーザ側に一歩踏み込んだ情報活用を提案する組織に脱皮します。利用部門と二人三脚で、さまざまな情報活用のやり方を模索し、業務の変革を推進する試みが進みます。

3 グループ企業全体の情報システム最適化
 エンタープライズアーキテクチャ(EA)という言葉を使う企業も使わない企業も、グループ全体でみれば、まだまだ情報システムのあり方を改善する余地があります。すなわち、EAへの取組みは必須でしょう。全体最適化のポイントは同じ機能の標準化・統合そしてスリム化です。

4 低コスト環境への移行
 寿命が尽きようとしている情報システムは、なんらかの形で延命させるか新しいシステム環境に移行しなければなりません。また、保守・運用の維持費が高いメインフレームなどは早期に安いコストの環境に移行すべきです。2013年見られたクラウド環境普及の流れは、2014年本格化します。2014年は、効率的で低価格なシステム環境への移行に取り組む企業が増えることでしょう。

5 データサイエンス&エンジニアリング
 正直に申し上げると、ビッグデータ活用が成功するかどうかは道半ばといった状況です。少なくともコンペティターと同程度あるいはそれ以上の研究やチャレンジが、あと1年は必要です。2014年中にはこの取組みについて一定の評価を出し、今後の方向性を決めることになっている企業が多いことでしょう。ほんとうに成功している競合他社の事例は、容易に入手できないかもしれません。他社の動向をみてから判断すると考えていると出し抜かれる危険もあります。

番外 個別のキーワード
・モバイルBI
 スマートフォンを持っている人が増えました。これをBIに活かす業務が増えると予想しています。
・SNSの活用
 SNSをビジネスに活用する取組みも増えることでしょう。ただし、リスク管理にも留意する必要があります。
・情報活用のスキル向上
 利用部門の情報活用スキルはまだまだ低いままです。スキルマップを作成し、スキル向上の施策を考えるべきでしょう。
・情報システム部門のスキル向上
 要件定義や業務改善に貢献するためのスキルが圧倒的に不足しています。モノづくりを外注に任せてしまった後、情報システム部門が何に貢献すべきかわかっているはずです。

今年最初のデータマネジメント通信は以上です。
これからもデータアーキテクチャや情報活用の本質に迫りたいと思っております。が、肩に力をいれずに気楽に続けます。ぜひみなさまのご質問・ご意見をお聞かせください。ご愛読をよろしくお願い申し上げます。

データ総研 コンサルタント