ER/Studioは、データベース アプリケーションの論理モデルおよび物理モデルを分析、設計、作成するデータ モデリングツールです。開発保守資産を一元管理するリポジトリ機能も有し、さまざまな立場のシステム関係者を支援します。
- データモデル設計者 : データ要素の正規化や再利用などの機能により効率的な論理モデリングを支援します。
- データベース管理者(DBA) : コード生成の自動化、リバースエンジニアリング、データベースの変更など 、RDBMSの作成からメンテナンスまでをサポートします。
- ビジネスおよびIT関係者 : 文書化機能を使用して、データに関する問題、データ項目基準の実施等の情報をWeb上に 公開でき、企業内で共有できます。
ER/Studio ユーザ事例
【ヤマハ株式会社様】
ER/Studio の特徴
●IDEF1XおよびIE表記法をサポート
以下の3つの業界標準設計表記法をサポートしています。
・IDEF1X表記法
・IE表記法(James Martinまたは烏の足)
・IE表記法(外部キー非表示)
●大規模モデルの設計管理支援
大規模なエンタープライズモデルを容易に扱うことができます。
【エクスプローラ ナビゲーション】
モデルオブジェク トの表示にWindowsのエクスプローラライクなモデルエクスプローラを使用しています。
これにより大規模なERダイアグラムでも簡単に全体を把握でき、 効率的に作業できます。
モデルエクスプローラでは、 データ モデルのすべてのオブジェクト間を移動、 オブジェクトの種類ごとに一覧を確認できます。
【マルチレベルのサブモデル】
サブモデル機能により、大規模モデルの特定エリアのビューを作成でき、サブシステム毎の設計が可能です。 サブモデルやダイアグラム全体に加えた変更は、すべて自動的に別のモデルに反映されます。
●高品質な設計を簡単に実現
信頼性の高いデータモデルを効率的に作成できます。データベース設計の品質を向上するために、次の機能が搭載されています。
【高度なグラフィックおよびレイアウト】
直観的な設計ツールとして、 複雑なモデルをわかりやすく簡単に操作できるように設計されています。
たとえば、 自動レイアウト機能を使用すると、 さまざまな高度なレイアウトを1クリックで実現できます。
【外部キー(RKEY)の移行の自動化】
設計の参照整合性を保証するために、外部キーが自動的に保持されます。
リレーションシップを作成すると 外部キーが子エンティティに自動的に移行されます。
リレーションシップまたは親エンティティを削除すると、関連付けられた外部キーもすべて削除されます。
【検証ウィザード】
一連のウィザードを連携させて論理および物理設計を検証できます。
命名ルールやインデックス数、予約語など検証して、ルールに準拠したモデル設計を支援します。
【文書化機能】
データモデルに付加的な情報を簡単に設定できます。
エンティティや属性などのオブジェクトに、視覚的なエディタから定義(コメント)やノートを効率的に追加できます。
また、リレーションシップには、目的を明確にするために動詞句を追加できます。
また、モデル内の各データの重要性やコンプライアンス情報を文書化することもできます。
【元に戻す/やり直し機能】
(バージョン7.1)では、「元にもどす/やり直し」機能により、指定した回数分の操作を元に戻したり、やり直したりできます。
【標準化(基準の設定)】
ドメイン(データ プロパティのテンプレート)、ユーザー定義データ型、デフォルト、およびルールなどの 再利用可能なオブジェクトを定義できます。
これらは、 企業レベルで標準化するために複数のデータ モデル間で共有できます。
これらの再利用可能なオブジェクトは、1つのオブジェクトを変更すると、それを参照するすべての属性に対しても変更が反映されます。
●モデル駆動型データベースライフサイクルの完全サポート
アプリケーションライフサイクルで発生する設計プロセスの繰り返し作業を、フォワード エンジニアリング 機能、 リバース エンジニアリング機能、マージ機能などによって支援します。
これらの機能によりデータベースやシステムの仕様変更、 管理および文書化をすばやく簡単に行えるため、 絶えず変化するビジネス ニーズに対応できます。
【リバース エンジニアリング】
既存のデータベースに対して作業を行う場合に、データベースのスキーマを完全にリバースエンジニアリング できます。
また、必要なオブジェクトのみを選択してリバース エンジニアリングすることもできます。
【フォワード エンジニアリング】
物理設計が完了すれば、物理モデルからSQLスクリプトを自動生成できます。
手作業でのSQLコーディングは必要ありません。 ER/Studioは数多くのデータベースをサポートし、各データ ベースに適合した文法でテーブル、参照整合性制約、トリガー、プロシージャなどを自動生成します。
【データベースの変更】
データモデルの変更をデータベースに反映できます。
物理モデルとデータベース間の構造の差異を比較して、差分のDDLを生成します。
既存のテーブルに既に格納済のデータ、オブジェクト権限、依存性などを考慮して、破壊することなく相違点 を解消します。
●オートメーションインターフェイスによる柔軟でオープンなアーキテクチャ
オートメーションインターフェイスを使用すれば、ユーザーはER/Studioの機能を拡張できます。
ER/StudioのマクロスクリプティングUI (マクロ エディタ)を使用してSax Basic(VBAと似た言語)のマクロ を作成することで、 ユーザーはER/Studio独自のオブジェクト モデルに直接アクセスし、既存の機能を拡張 したり、 新たな機能を作成することができます。
また、他のアプリケーションとの連携も実現できます。
ER/Studioは、多数のサンプルマクロを用意しておりますので、初めての方でも簡単にマクロを作成できます 。
●モデルの公開機能
データモデルのメタデータを公開するための強力な機能を提供しています。
これにより、 イントラネットやWebサイト上など、簡単に閲覧できる場所に直接メタデータ情報を置くことが できます。たとえば、WebパブリッシングのためのHTMLレポートやハードコピー用のRTFレポートを作成する強 力なレポート機能を使用して、サーバー上でレポートを公開すると、関係者たちが設計内容に容易にアクセスすることができます。
●Microsoft Excelとの相互連携機能
ER/WorksheetはER/Studioのオートメーション インターフェイス機能を使用して作成されたExcelアドイン形 式のフリーツールです。
ER/StudioとExcelワークシートを連携させ、メタデータの相互交換を可能にします。
一覧性と作表能力に優れたExcelとER/Studioのビジュアル設計環境を融合させることでデー
タ分析からデータベース実装設計にいたるデータベース設計の全工程の生産性を高めることができます。
●メタデータの高度な比較とマージ機能
比較とマージユーティリティを使用して、さまざまな組み合わせのモデル間やモデルとデータベース間の高度な双方向の比較とマージを実行できます。
また、モデルおよびデータベース間の相違点を任意の方向に解決できます 。 モデル同士の比較では、同じファイル内のモデル同士の比較のほか、別ファイル内のモデル同士の比較を 行うことができるため、複数の設計者が設計したモデルを統合することもできます。
【ラウンドトリップ エンジニアリング】
作成した論理設計を複数の物理モデルに変換できます。
変換する物理モデルの数や、対象のDBMSの種類は問いません。これにより、正規化された論理設計を保持した まま、パフォーマンスを最適化するために物理設計(非正規化)を行うことができます。
論理モデル レベルおよび物理モデルレベルのすべてのレベル間で変更点を双方向にマージすることができます。
【論理モデルと物理モデル間の比較とマージ】
論理モデルと対象DBMSに特化した物理モデルとの間の情報を比較、マージします。
【ダイアグラム間の比較とマージ】
論理または物理モデルと論理または同一のDBMSの物理モデル間の情報を比較、マージします。
【Repositoryダイアグラムおよびアーカイブの比較とマージ】
ER/Studio Repositoryで管理されているモデル情報とER/Studioのモデル情報を比較、マージします。
さらに、ユーザーは、「名前付きリリース」と呼ばれるER/Studio Repositoryのアーカイブされたデータモデ ルと最新バージョンのダイアグラムを比較、マージすることで、元に戻す要素を選択してモデルをロール バ ックできます。
【データベースの比較とマージ】
物理モデルと、データベースの情報を比較、マージします。
ER/Studioの双方向マージでは、データベースの構造を修正するためのDBMSに特化したSQLの作成と、データベースの情報をモデルに反映するためのモデル更新を同時に実行できます。
【SQLファイルの比較とマージ】
物理モデルと既存のSQLファイルを比較します。
この機能は、セキュリティ上の理由からデータベース構造を比較および変更する際に、稼動中のデータベース に接続できない場合に重要になります。
●Repositoryを使用したチームによる共同モデリング
Repositoryの高度な機能は次のことを可能にします。
・チームによる共同モデリング
・モデルおよびオブジェクトのバージョン管理
・モデルのセキュリティ管理
・再利用可能な資産の共有
Repositoryは、ユーザーに、サーバー側のモデル管理システムを提供します。
チームメンバーはデータモデルに対してリアルタイムな同時アクセスが可能となり、高度なセキュリティ機能 によりモデルおよびコンポーネン トへの不正なアクセスや変更から保護できます。
また、 Repositoryに管理しているメタデータを、プロジェクトを超えて共有、再利用ができます。
モデルのチェックアウト機能やモデルのアーカイブである名前付きリリース機能など、豊富な機能を活用する と、様々なレベルでモデルの管理を行えます。
Repositoryは、ER/Studioの現在のワークフローとシームレスに統合します。
標準化を促進して効率性を追及し、モデリングの品質を向上させるという独創的な方法により、モデリング チームメンバーは共同作業を安全に進めることができ、結果的に生産性が向上します。
ER/Studio の実装環境
サポートデータベース
- HITACHI HiRDB 6.x/7.x/8x
- HITACHI HiRDB on XDM (VOS3 XDM/RD E2)
- IBM DB2 Common Server
- IBM DB2 UDB 5.x/6.x/7.x/8.x/9
- IBM DB2 for OS/390 version 5.x/6.x/7.x/8.x
- IBM DB2 AS400 4.x/5.x
- Informix OnLine / SE
- Informix Dynamic Server 9.x
- Microsoft SQL Server 4.x/6.5/7.0/2000/2005
- Microsoft Access 2.0/95/97/2000
- MySQL 3.2/4.x/5x
- Oracle 7.3/8.0.x/8.1.x/9i/10g
- Sybase System 10.0
- Sybase Adaptive Server 11.x/12.x/15
- Sybase SQL Server Anywhere 6/7/8/9
- SQL Anywhere 5.0, Watcom SQL
システム要件
- IBM PCまたは互換機(CPUはPentiumⅢ,700MHz以上を推奨
- Microsoft Windows 98*、 Windows NT 4.0 (SP6以上) *、Windows 2000、 Windows XP、 Windows Server 2003
*Microsoft Windows 98、 Windows NT 4.0 (SP6以上) は、 ER/Studio6.6.1までです。
※ER/Studio 7.1はMicrosoft Windows 2000、 Windows XP、 Windows 2003。 - 50MB以上の空きディ スク容量
- 512MB以上のRAM (推奨)
- Net8などのRDBMS接続ミドルウェアまたはODBC ドライバ
※ネイティブ接続を行う場合には、 Net8などのドライバが別途必要となります。
システム要件(Repository)
- □IBM PCまたは互換機 (CPUは、 Pentium4クラス以上を推奨)
- Microsoft Windows (Windows 2000、 Windows XP、 Windows 2003 Server)
- 40MB以上の空きディスク容量
- 512MB以上のメモリ容量(推奨)
- Oracle 8 / Oracle 9i /Oracle 10g Server / Microsoft SQL Server 2000 / Microsoft SQL Server 2005
その他
開発元
- Embarcadero Technologies, Inc




















