ERP導入におけるデータ統合,データ移行事例

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(株)クレハ様 ERP導入におけるリソースデータ整備の重要性
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事例概要
  (株)クレハ様では、2002年にERPを導入し、その後4年間でグループ各社への展開も進めております。全社リソースデータが統合・整備されていたことにより、円滑なデータ移行を実現し、ERP導入に成功いたしました。
業種
  総合化学
キーワード
  ERP、マスタ管理、データ移行
クライアントの課題

クレハ様は1982年に業務改善ツールとの位置付けで外部から情報システム構築方法論を導入いたしましたが、個別システムが複数稼動する状態(我々は「孤島システム」と呼んでいます。)になっていました。工場系の物流システム(生産、工場出荷、購買、検査)と本社系の会計システム(販売、会計、資金、人事)が並立し、データベースは個別のシステムで管理されており、全社で共有すべきリソースデータが複数箇所で管理されていました。

クライアントの要望

クレハ様は導入した方法論をベースに自社内でディクショナリシステムを構築し、システムやデータコンポーネントの定義を管理していました。そこからCOBOLのCOPY句を生成することで、システム開発の生産性を向上させましたが、「孤島システム」の乱立の解消には至りませんでした。クレハ様では基幹系システムの再構築を実施することで、全社規模でのデータベース統合を望んでおられました。

弊社役割

弊社に求められた役割は、データ中心アプローチによる情報システム構築方法論の導入コンサルティングでした。1986年6月より3ヶ月間、販売、物流領域からOJT形式によるコンサルティングを実施いたしました。そこで得られたノウハウにより、クレハ様は生産管理、購買、会計、人事と社内業務の全領域に渡ってデータモデリングを実施し、弊社は1987~89年に渡り計4回(延べ8ヶ月)、クレハ様の成果物の品質を確認いたしました。

システム構成

クレハ様ではモデリングに際して、弊社方法論PLAN-DBをベースに開発支援ツールを改良し、部品再利用率を60%に引き上げ(下図)、全てのマスタ管理責任部門と申請手順、運用管理基準を明確にしました。

(株)クレハ様 ERP導入におけるリソースデータ整備の重要性
システム導入の効果

クレハ様は1989年に基幹系システムを再構築しました。2000年にはERP導入を決定し、現在もグループ各社への導入を継続中です。そこでは、旧基幹系システムからのデータ移行が重要になりますが、PLAN-DBベースの開発支援ツールがERPとの項目マッピングにおいて効果を発揮しました。PLAN-DB未導入のグループ会社では移行に時間が掛かり、データ中心アプローチの重要性を逆説的に証明することになりました。

ユーザコメント

クレハ様のご担当者は以下のように語ります。
「我々のERP導入における勝因は、全社リソースデータが統合・整備されていたためにデータ移行が滞りなく行なえたことにあると考えている。また、マスタ管理の業務システムを変更しなくても運用が開始できたのも大きかった。関係会社では取引先を複数テーブルで管理しコードに意味を持たせていたため、データ移行に多くの時間が掛かり、データ中心アプローチの重要性を改めて認識させられた。」

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