システム統合在庫削減事例

株式会社データ総研 データ総研のオンサイト教育
製品案内 DMBOK ITコンサルティングサービス ITコンサルティング事例 紹介セミナー 教育コース 技術情報 DRIブログ 会社概要
パイオニア(株) サプライチェーンにおける広域情報連携の実現
>>関連サービス : 可視化
事例概要
  パイオニア(株)様では、コード変換、データ受渡しI/Fの標準化により情報の可視化に成功し、計画と実績の差異監視機能を構築することで、在庫削減へ向けた広域情報連携を実現いたしました。
業種
  製造業
キーワード
  SCM、DWH、在庫削減、情報の可視化

クライアントの課題

パイオニア様は常に先進的な経営に取り組んでいます。1999年には連結経営推進のために本社のスリム化を断行し、その後も間接部門のシェアードサービス化など段階的に経営改革を続けています。その中で近年特に課題となっているのは在庫削減です。各部門が個別最適を追求することが在庫増大に繋がってしまい、タイムリーな在庫確認もできない状況が存在しました。

クライアントの要望

パイオニア様では「部門最適から連結最適へ」「プッシュ型からプル型(計画生産から実需に合わせた生産)へ」「月次回転から高速回転へ」のスローガンのもとに、情報統合プロジェクトを立ち上げました。グループとしての事業計画・実績情報の一元化・共有化と、リアルタイム化により意思決定を早めビジネススピードを向上させることが目的のプロジェクトにおいて、140社強のグループ企業や部門間における広域情報連携は必須要件でした。

弊社役割

弊社に求められた役割は、広域情報連携の実現でした。企業・部門間でデータの仕様がバラバラであるという状況の中で、弊社は広域データ流通基盤の構築を行ないました。具体的には、データの論理的仮想統合(対象世界を抽象化して作成した概念データモデルを標準I/Fとすることで、データ整合性、拡張性、保守容易性を確保する)と、ハブ型アーキテクチャを活用したデータマッピングシステムの設計を担当いたしました。

システム構成

データマッピングシステムは、業務処理機能・データ標準化機能・分析機能の3つから成っています。各既存システムからは最も細かいレベルでデータを抽出し、多様な分析ができるように設計を行ないました。

パイオニア様 サプライチェーンにおける広域情報連携の実現
システム導入の効果

データマッピングシステムが構築された結果、既存システムにほとんど手を加えないまま連結経営情報DWHによるグローバルな売上、在庫データを分析することが可能になり、製品毎台数別に在庫が見えるようになりました。まだ結果は出ていませんが、在庫水準は落ちてきています。より一層の在庫削減には更にデータの鮮度/精度を上げることが必要になりますが、データの論理的仮想統合による効果が出てくるものと期待されます。

ユーザコメント

パイオニア様のご担当者は以下のように語ります。
「システムの基本コンセプトは情報の可視化であり、"誰でも情報が見られる" 事です。人は情報公開で良い方向に行動するものだと信じています。調達・生産・物流の各部門が日々の変化に対応して動き出し、その結果として在庫削減に貢献したことが皆に分かるなら、一層目標に向けて努力するものだと思います。」

→お問い合わせはこちら