突然ですが、世の中には3文字の英略語があふれかえっています。
新しい概念が出てくると、横文字かつ略語でそれを表すことが非常に多くなっており、
皆様も少し考えてみるだけで数十は思いつくでしょう。
世間では、IT業界が英略語使いのトップランナーとして認識されているのではないでしょうか。
ERP、SCM、MES、DWH、CRM、SFA・・・。
次から次へと新しい言葉が生み出されていき、
提案書やパンフレットにその言葉が踊っているのです。
そういった略語を見るたびにゲンナリしてしまうビジネスパーソンは大勢いることでしょう。
実際、提案や報告会の資料に、補足の説明もなく略語を多用されると読む気が失せるという話も聞きます。
そういったことにならないように、相手が読みやすい資料を作成したいものです(自戒の意味も込めて)。
ところで、略語には「情報(Information)」「データ(Data)」の管理に関するものも存在しています。
例えば以下のようなものです。
・EIM:Enterprise Information Management(企業情報管理)
・MDM:Master Data Management(マスター・データ管理)
上記の略語はそれぞれ「情報(Information)」か「データ(Data)」を含んでいます。
ここではあえて略語の意味には触れません。
インターネットで検索をしてみると、色々な定義がみつかり、それぞれに微妙な違いがあることでしょう。
また、実現手段に関する情報がたくさん出てくることも想像されます。
実現手段の話が入ってくると、
技術の話とEAI、ETL、EII、DWHだのといった略語がまだ出現して、
別の概念についても理解しなくてはならず、
なかなか当初調べようとしていた略語が何を意味するのか理解しにくくなってしまいますね。
ここでは、EIM、MDMに含まれる領域が同一ではないことを承知しつつ、
その意味するところをざっくりと記述します。
この時にヒントになるのが、最近あまり聞かなくなった
” IRM:Information Resource Management(情報資源管理)” でしょう。
言葉通りに解釈すると
「情報(含むデータ)」を資源、資産として認識して、その管理をするということです。
EMIもMDMも、要点はこれに尽きるのではないでしょうか。
(「いくら何でもアバウト過ぎるでしょう?」という声が聞こえそうですけど・・・)
もちろん様々なテクノロジーを利用することはありますし、
それ自体の有用性はあるのですが、
それらはあくまでも情報を資源、資産として扱うための実行手段なのです。
資源、資産として認識するためには、まず対象を理解することが肝要です。
情報、データの意味内容をしっかりと理解した上で、
それをどのような手段で管理するのかを検討していくべきでしょう。
(手段はテクノロジーだけでなく、制度面なども含みます)
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コンサルタント 神戸征彦
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