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保守生産性向上 データ辞書を不用の用から要(かなめ)の用へ

【データ辞書の効用】
今日は、話題を少し変えて、データ辞書の効用を考えてみよう。
よく、データ辞書構築の話をお客様にする場合に、先ずは、具体的な効果を数字で出して欲しいと言われます。
多くのお客様がデータ辞書は保守に効きそうだと考えているが、手間を掛けてまでやるべきことか判断に困っているようだ。


もちろん、データ辞書が整備されると保守案件に対する影響検索が正確、かつ、効率的になったり、情報システムの最も基本的な構成要素であるデータ項目の意味がより正しく共有されて、保守作業の品質やユーザのデータ利用の品質なども向上する。
個々に効用を挙げたら切がないほどあるだろうが、組織全体にじわりじわりと効くようなものもあり、具体的な効果を数値化しにくいものも多い。
例えば、世の中にある辞書(広辞苑など)が日本文化の継承を担うように、データ辞書も各企業のシステム文化の継承を担うものといえよう。
このような文化を維持・向上させる「空気」のような存在は、なくても困らない人もいるだろうが、社会や組織には必要だ。
データ辞書はビジネスと情報システムを繋ぐデータの意味を可視化し、共有するための要であり、システム文化の核をなすといえよう。
次回は、もう少し、具体的にデータ辞書の効用を見てみよう。
コンサルタント 市堀 誠治

データ総研 コンサルタント


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