先日同じ日に、衝撃を受ける話を続けて2回聞きました。どちらも共通のキーワードは、PaaSです。
そこで、今日はPaaSの利用法について少し極端な例を考えてみます。
ここにグループを束ねるグローバルカンパニーA社があるとします。この会社が、PaaSを利用します。自分たちの業務のために業務アプリケーションを開発し、それをPaaSのプラットフォームに載せて使います。第3者が使うことを期待せず、それによる収入も期待しません。
A社のグループ会社は全世界に広がっており、この業務アプリケーションを使う人は2万人います。PaaSの利用料は、1ユーザあたり月額6000円です。2万人×6000円=1.2億円。
年額は、14.4億円になります。
この会社の年間システム費用は200億円です。ハードウェア、専用回線、OS、ミドルウェア、データセンターの維持など、さまざまなコストが含まれます。時期がくると必ず出費が発生する各種バージョンアップもあります。
A社は、PaaSを導入した結果、これらのものすべてを捨ててしまいました。
A社独自の持ち物は、固有の機能を持つ業務アプリケーションとその仕様書だけです。いままでの年額200億円が14.4億円+αになるわけです。また、情報システム部門の人数は、10分の1に減りました。
この話がどこまで現実的かはわかりませんが、こういったことも視野に入ってきたということです。
この業界は、私たちが考える以上のスピードで変化していくかもしれません。

























