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見える化の“メリット”は?

「見える化のメリットは?」
これは、以前、ストラテジックアーキテクトフォーラムのHagiさんのラウンドテーブルで出された質問です。5分で応えなければならなかったので、普段から思っていることが反射的に出てしまいます。

私の応え:「見える化によって、そこに参加する人たちの関係が変わり、新しい価値を生み出すこと」

おそらく、他の人は、「概念が整理される」「見えないものが見えるようになる」「情報共有」「他の人との違いがわかる」など応えるだろうと想定して、一歩踏み込んだ応えを考えてみました。

モデル図や可視化のための道具を使って、見えないものがみえるようになるのは、ある意味当たり前にできなければなりません。情報共有もそうです。
徹底的に見える化を推し進めるためには、深い議論が必要です。議論の結果、真の進むべき方向、真の課題が見えてきます。それが本来の見える化です。ここまでいくと、本当の成果と言えるのは、そういった取り組みの結果、出来上がった「関係」だと思えることがあります。1+1が3や4になるような組織が出来上がります。
業務改革・業務改善の施策は失敗することもあります。しかし、こういった組織が出来上がっていれば、次の施策をすぐに実施できることでしょう。それこそが、企業の財産です。

私たちは単に情報システムを設計し、構築しているわけではありません。
「人と人との新しい関係から生まれる価値を顕在化し、現場力・問題解決力を高めるお手伝いをしている」と思いたい。「情報システム構築のコンサルティングにとどまらず、業務変革の触媒になりたい」と願っています。

瞬時に反応しなければならない状況は、普段、その人がどのような問題意識で仕事をしているか、どれだけ1つのテーマを徹底的に考えているかが浮き彫りになります。
そういう意味でストラテジックアーキテクトフォーラムは楽しかった。また、とても参考になる視点をたくさん持ち帰ることができました。