今日は販売物流やSCMの業務設計時に使うノウハウの一端をご紹介します。
最初に、物流種別の設計について以下の日記をお読みください。
1 物流と受払い
2 物流種別の整理
3 物流種別の整理【2】
さて、ここからが本題です。
「物流が何種類存在するか?」の質問に応えるためには
[物流種別]-[FROM拠点種別、TO拠点種別]
を明らかにします。
しかし、販売物流やSCMの業務設計の際、これだけでは不充分です。
品物を移動したときに、その品物の所有権も異動するからです。
たとえば、営業倉庫から出荷先への物流で、営業部から顧客へ所有権が異動します。
一般に、物流と商流はきれいな1:1として整理できません。
典型的な例では、「仕入先→出荷先」の物流で、「仕入先→自社」「自社→顧客」といった2つの商流が発生します。
我々は結局のところ、物流種別と商流種別の両方を整理することになります。
[物流種別]-[FROM物流拠点種別、TO物流拠点種別]
[商流種別]-[FROM商流拠点種別、TO商流拠点種別]
(あえて、物流拠点と商流拠点を区別して扱います)
物流は実際の「物」の移動、商流は実際の「所有権」の異動です。
この2つが整理できれば、あとはどのような指示・指図をトリガーとして、これらの物流・商流が発生するかを整理します。
日本の製造業の多くは成熟度が高いので、物流種別から商流種別が決まる業務ルールを設けています。
























