以前弊社の特別セミナー「システム資産の変化対応力が事業パフォーマンスを決める」において、4社ほどのユーザ企業が自社の事例を紹介してくれました。その中で感動した話を1つご紹介します。
ある会社の発表から:
ユーザがほしい時にほしい形式で情報を提供できること、それが情報システム部門の役割です。現在は、SCM全体を複数の企業が分担していますが、物の流れは連続して見える必要があります。情報システムは、企業の枠組みを越えて統合されなければなりません。我々は、関係する会社からデータを取得できるようなシステムをすでに構築しています。また、システムを変更する際にも、すぐに対応できなければなりません。たとえば、「部門コードを6桁から8桁に増やす」といったことが発生した場合、これを金曜日に依頼されたら、週末を使ってすべての部門コードを8桁に増やすことが可能です。それぐらい変化に対するスピードが重要です。
このプレゼンを聞いて、正直、しびれました、鳥肌が立ちました。
この会社はすでに10年前に100%のインパクト分析(変更に対する影響度分析)が可能と言っていましたが、さらに進化していました。
データやプログラムの管理は非常に地味ですが、完璧な管理の先に見えるものは、我々システム開発に携わるものにとっての「理想郷」です。
このような状態は、一朝一夕で実現するわけではありません。20年の時間をかけて情報資源管理に取り組んだ結果です。流行語に惑わされずにやるべきことをやり、結果として「すぐに連携できる」「すぐに変更できる」といった変化対応力を身につけたのでしょう。昔、IRM研究会で活動してきた同志としてとても感動しました。

























