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KEYの一般形

エンティティを識別するKEYは、エンティティと等価の意味をもっています。概念データモデルを深く理解するためには、KEYに関してもいろいろな角度から考察しておくと良いでしょう。そこで、今日はKEYの一般形を紹介します。


KEYの一般形は[発番範囲、発番期間、連番]です。
たとえば、顧客エンティティ:[顧客コード](連番)。
発番範囲、発番期間、連番の3つが揃っていなくても良いのです。顧客コードは、連番だけで構成されていますが、発番範囲と発番期間は省略されているとみなします。
ほかの例では
納入先エンティティ:[企業コード.納入先コード](発番範囲、連番)
受注エンティティ:[受注年.受注番号](発番期間、連番)
請求エンティティ:[顧客コード.請求年月日](発番範囲、発番期間)
このようにリソースエンティティ・イベントエンティティのKEYは、ほとんどが
[発番範囲、発番期間、連番]の応用で作られています。
KEYは、有限の空間、有限の時間、そしてエンティティを指し示す番号から構成されるわけですが、人間が実世界を認識する仕方を忠実に形式化したものと言えるでしょう。

黒澤 基博


データ総研のMDMソリューション