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業務設計の4工程2

業務設計で2番目の工程が現状分析です。現状分析を簡潔に表現すれば「現状の業務を可視化し、問題点や課題を共有すること」です。業務機能の分解図や業務フロー図、概念データモデル図などを作成します。もちろん、問題点や課題の一覧表も重要です。


現状分析は現状の業務を忠実に写像することが大切ですから、担当する人によって答えが異なるモデリング技法や方法論を使うべきでないと思います。また、ヒアリングの視点が大切で、さまざまな視点で現状業務を可視化できるように、最初に視点を共有すべきです。もっと踏み込んで言えば、あらかじめ業務改善の視点を列挙し、そこに関係する業務を厚く、関係しない業務を薄く、可視化できると良いでしょう。逆に視点が定まっていない場合、全体を一定の深さで可視化する必要があり、作業が多かったわりに有効な情報が少ない結果となりがちです。
情報システムの再構築は、業務改善プロジェクトの一部分として存在することが多いわけですから、現状業務の問題点を多く列挙できることが、新システムの価値につながるはずです。

黒澤 基博