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取引パターン(データモデルパターンの紹介)

前回お話した伝票型の画面や帳票の中には、ヘッダ・明細の形になっているものが多く見つかります。たとえば、受注伝票は受注ヘッダと受注明細から出来ています。この種の画面や帳票を素材に作成した概念データモデルはすべて同じ型をしています。すなわちヘッダエンティティと明細エンティティの構造です。これを取引パターンと呼びます。


取引パターンは、受注、出荷、請求、入金、仕訳、銘柄の売買、物品購買、設備異動、契約異動などに表われます。取引パターンの特徴の1つは、サブタイプが多く認識されることです。たとえば、仕訳エンティティから出金仕訳、入金仕訳、振替仕訳などのサブタイプエンティティが出ます。
これだけ広い範囲で同じ型のエンティティが見つかるのは、何か不思議な気がします。人間は、階層的に物事を認識する習慣があるのでしょうか?

黒澤 基博


データ総研のMDMソリューション