正規化の形として第一正規形・第二正規形・第三正規形・コッド正規形などが有名です。
しかし、正規化のプロセスに関しては、あまり良い作法が語られていません。
正規化は、画面や帳票に表われる値の繰り返しに意味を与える作業です。
海外のERモデラーやオブジェクトモデラーは、業務を表現した文章からエンティティやデータ項目を認識する方法をとります。
この方法は工学的モデルではなくフィーリングモデルになる可能性が高く、私は好きではありません。
あまり良いサンプルではありませんが、値を確認せずに間違ってしまった事例を紹介します。
組織を3階層で表すエンティティを考えます。
[部コード]−(部名)、[課コード]−(課名)、[係コード]−(係名)
と正規化しました。
その後、課名の事例を確認したところ「営業部企画課、営業部営業課、経理部資金課・・・・・」という値が並びました。
せっかく正規化したのだから課名は「企画課、営業課、資金課・・・・」となるはずです。
値を確認しないと、データ項目の捉え方とデータ項目値の表現とに矛盾が生じるかもしれません。「値を見て正規化すべし」です。

























