ERPパッケージは、一般的な業務構造および一般的な実装手段を提供しています。私の言葉で言えば、実装独立の仕様も実装従属の仕様も一般解を提供するソリューションです。
業界で1位・2位を争う企業にとっては、パッケージ化されているベストプラクティスが競争優位の獲得に貢献するとは限りません。むしろ、「いままでの業務のあり方がすぐれているのに、なぜERPパッケージに合わせなければならないのか」という意見すら出るほどです。経営者の判断で実施した、50億・100億といった規模のERPパッケージ導入は、新しく赴任する別な経営者によって、再評価されています。「それだけの資金を投入して業務上何が良くなったのか?」と。
業界を代表する企業は、一般的であるよりも業務面での優位性を重視します。今取り組もうとしている新しい業務は、まだ誰も実現していないことかもしれません。私は、業務構造は徹底的にその強みを伸ばすように新規設計すべきと思います。つまり、実装独立の仕様は一般解よりも特殊解の時代だと思うのです。
人とツールと方法論とコンテンツを組み合わせるソリューションは、実装独立の特殊解と実装従属の一般解を組み合わせるソリューションが良いのではないか、と思っています。

























