受注エンティティのデータ項目名を考えてみます。
受注番号、受注顧客コード、受注年月日、受注商品コード、受注商品数、受注商品単価、・・・・。
先の日記にある命名ルールでは、データ項目名にはエンティティ名と標準定義域名が必要ですから、このようにすべてのデータ項目名に「受注」という語が含まれます。
さて、概念データモデル図でデータ項目名を明示するとき、受注エンティティを表すボックスの中にこれらのデータ項目を記述します。概念データモデル図の読み手にとっては、「受注」という語は冗長で、省略したくなります。つまり、コンテクストが狭い状況では、省略名の方が良いのです。データ項目名は、コンテクストが狭いときは省略され、コンテクストが広くなると正式名が使われます。
そもそも「名称」は、対象を識別するために付与する「記号(ことば)」ですから、識別可能な範囲(コンテクスト)を意識しなければなりません。厳密なデータ管理のために、全社でユニークになるデータ項目名を付与するのは、大変なことなのです。
























