エンタープライズアーキテクチャの仕事が最近増えています。しかも、非常に大規模な連結経営のエンタープライズアーキテクチャです。会社数が10〜200あるいはシステム数100〜500の全体最適化です。おそらく10年に一度の需要期なのでしょう。こんな大規模な仕事を同時期にいくつか掛け持ちするのは、非常にきついです。私の担当はデータアーキテクチャですが、業務アプリケーション構成も同時に考えなければなりません。
さて、本題です。Tobeのデータアーキテクチャ・業務アプリケーション構成は、事業の方向性や経営戦略が反映されていなければなりません。経営者の気持ちが理解できなければ、良いエンタープライズアーキテクチャは提案できないでしょう。
エンタープライズアーキテクチャのITアーキテクトは、データアーキテクチャや業務アプリケーション構成の進化パターンを知っている必要がありますが、それと同じくらい業務の進化パターンを知らなければなりません。
一方で、プラットフォームやソフトウェアアーキテクチャ、システム開発方法論に精通したITアーキテクトも存在します。
エンタープライズアーキテクトとソフトウェアアーキテクトは両方ともITアーキテクトと言われているようですが、求められる資質や経験が異なると思います。
ここからは余談です。
6年前に社長職についたのですが、コンサルティングの仕事が減ってつまらなくなったと思ったこともありました。しかし、いまエンタープライズアーキテクチャの仕事をする機会が増えてみると、社長業をやっていて良かったと思えます。エンタープライズアーキテクトには経営の視点が必須だからです。
世の中の巡り合わせは、何事も意味があるのだと感じます。

























