機能中心の処理設計は、概要機能を詳細に分解し、機能自身とその機能に必要なデータを定義します。オブジェクト指向は、振る舞いを持つ対象をオブジェクトとして認識し、その振る舞いに必要とされるデータを定義します。これに対して、データ中心は、データのかたまりあるいは1つのデータを認識し、そのデータがあるところに処理を記述します。
データのあるところに記述する処理をデータ制約と呼んでいます。「データ中心システム分析と設計」(共著、オーム社、1996年)の中で、データ制約は全部で9つあると紹介しています。
(「データ中心のエンタープライズアーキテクチャ」(オーム社、2004年)にも紹介しています)
1ドメイン制約
2識別子制約
3存在制約
4参照制約
5多重度制約
6導出制約
7関連制約
8更新制約
9処理順序制約(ライフサイクル制約)
ビジネスアプリケーションの業務ロジックは、この9つのデータ制約を組み合わせることで記述できます。
























