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KEYは参照KEYの総和である

参照KEYとは、KEYを参照しているデータ項目のことです。たとえば、顧客コード(顧客エンティティのKEY)を参照する受注顧客コード(受注エンティティの従属データ項目)が参照KEYです。KEYを新しく設計するとき、あるいはKEYの意味を定義するとき、我々は参照KEYを強く意識します。


たとえば、顧客コードを定義する場合、どんな言葉が浮かんでくるでしょうか。「当社のお客様、商品を売る相手、企業や個人が対象・・・・」言葉で説明するのは、意外に難しいものです。私は、参照KEYを列挙して考える方法をお勧めしています。「販売先顧客コード、受注顧客コード、商品届け先顧客コード、商品利用顧客コード、請求先顧客コード」など。これを、もう少し柔らかい日本語にすれば良いのです。「販売先、受注先、商品届け先、商品利用者、利用料金の請求先となる、組織あるいは個人を識別するコード」といった感じです。逆の言い方もできます。「販売先・受注先・商品届け先・商品利用者・請求先として登場するものは、顧客コードを発番してください」
参照KEYは、KEYの使われ方そのものです。
参照KEYが参照制約(KEYの値として登録されていること)で縛られているのと同様に、KEYはどの参照KEYとして使われているかに縛られています。
そこで、表題のことばを思いついたのです。
「KEYは参照KEYの総和である」

黒澤 基博