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KEYがエンティティの守備範囲を決める

エンティティの意味は、KEYの発番ルールに縛られます。
顧客エンティティのKEYである顧客コードが、企業・企業の下位にあたる組織・個人を発番範囲としていれば、顧客エンティティの意味もその範囲になります。


業務を記述した文章から主要な「名詞」を抜き出してエンティティ名とする方法もありますが、この方法では抜き出した「名詞(たとえば、顧客)」がどのような範囲を指すか、人によって認識が異なります。このため、「KEYに頼ったエンティティの抽出方法の方が、より厳密な意味のエンティティを簡単に見つけられる」と言えるでしょう。
しかし、KEYに頼って見つけたエンティティは、本質的なエンティティの第一近似でしかありません。その限界については、次回以降でお話します。

黒澤 基博