参照KEYは、KEYを参照するデータ項目です。
典型的な通信業の回線利用契約エンティティには、契約顧客コード、請求先顧客コード、利用顧客コードといった参照KEYが存在します。これらの参照KEYは、リソースエンティティ顧客が、回線利用契約に関わる際の役割(ロール)を表しています。そして、参照KEYと本質サブタイプの対応関係から分かるように、この役割(ロール)に対して特別なデータ項目が存在するとき、顧客エンティティのサブタイプとして、契約顧客、請求先顧客、利用顧客を認識することになります。(たとえば、契約顧客の住所とは別に請求先顧客の住所を管理したい場合など。)
一方で、契約顧客、請求先顧客、利用顧客は、業務フロー図を記述する際には、論理組織として登場します。業務フロー図において、論理組織は仕事を実行する主体です。物理的な組織名(たとえば東京第一営業部、東京第二営業部)を抽象化して論理組織名(営業部)とします。注)論理組織は、仮の呼び方です。物理的な組織名を使わないという意味を表現したくて論理組織と呼んでいます。データモデルの概念・論理・物理と用語が統一されていませんので、ご注意ください。
要するに、組織や顧客などWhoを表す参照KEYは、イベントエンティティにおける役割(ロール)に対応し、その役割(ロール)は業務フロー図の論理組織に対応します。
役割(ロール)は、データモデルとプロセスモデルの接点と言えるでしょう。
























