エンティティの分類の1つ、「リソース」の考察です。
実世界が「もの」と「こと」から成り立つ世界であるとすれば、リソースは「もの」を表すエンティティです。ただし、製品や設備のような「物」意外にもリソースに分類されるエンティティがあります。たとえば、組織、社員、取引先、商品、サービス種別、顧客セグメント、勘定科目などです。
リソースは、さらにオカレンスリソース、タイプリソース、関連リソースにわけられます。
オカレンスリソースは、個体を指すエンティティです。社員、企業、車(ナンバーがつく単位)、製品(受注生産品で1つ1つの仕様が異なるもの)などが含まれます。
タイプリソースは、何かの「分類」です。社員種別、業種、車種、製品(大量生産の規格品)などが含まれます。関連リソースは、リソースとリソースの関連を示し、多くの場合「業務的な決定ルール」を表します。たとえば、[届け先コード.商品コード]−(標準出荷倉庫)といった感じです。
リソースは、エンティティオカレンスが安定的です。また、イベントエンティティほど頻繁にオカレンスが発生しません。一方で、従属データ項目は変更されることがあり、履歴をもつものがあるでしょう。
※オカレンス=インスタンス
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