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ビジネスルールを汎用的に扱う

個別企業の特徴が出るのは、当該イベントエンティティと前後のイベントエンティティとの関係です。であるなら、個別企業の特徴を排除し、関係を汎用的に扱うことができれば、汎用的な業務パッケージができるはずです。


多くの汎用的業務パッケージは、いたるところにイベントエンティティとイベントエンティティのn:m関係が現れます。
何でもできるように設計されていてすばらしい構造です。
しかし、なぜか業務的な美しさや力強さを感じません。
科学・工学の分野で「美しさ」「力強さ」とは何事だ、といわれるかもしれませんが、なぜかそう感じるのです。
何でもできる構造は、何に対しても効率化されていない構造でもあるのです。
SOAの世界でも、汎用的なメッセージを扱う必要があります。このとき、メッセージを構成するデータ項目の中に、イベントエンティティの前後関係を表現するものを含めてしまうことは正解でしょうか?
設計の方法としてはいくつか考えられますが、イベントエンティティとイベントエンティティの関係を表す定義体を、メッセージと切り離したほうが、メッセージの独立性・柔軟性が増すように思います。
この件については、別な機会にもっと切り込みます。本日は、ここまでです。

黒澤 基博