データモデルって何?という質問に答えるのは簡単なようで難しい。両親に「私はデータモデリングのコンサルティングをやっている」と仕事の説明をしても、まったく理解してもらえません。人それぞれに育ってきた環境が異なるためでしょう、説明するために使った言葉が聞きなれない言葉であったため、さらに理解を妨げる・・・といった悪循環に陥ることがあります。正直、困ります。
おそらく「データ」「モデル」両方とも、わかりにくい概念だからでしょう。
16〜7年前に、IE(インフォメーションエンジニアリング)で有名なフィンケルシュタイン氏のセミナーに参加した時、彼が「データ」について面白い説明をしてくれました。
「データの語源はラテン語(?実は良くおぼえていない)でsomethingを表す言葉だから、特別な意味として説明してもしかたがない。事実、項目、数値など漠然と理解するしかない。」というものです。 データは、事実、項目、数値といった意味なんですね。
さて、もう一つ、「モデル」です。
私が子供のころは、プラモデルがはやりました。
戦車や飛行機、船のプラモデルを私も組み立てたものです。プラモデルとは「プラスチックを素材として、実世界にある対象物(戦車など)を模った(似せて作った)もの」です。
データモデルとは「データ(項目・数値)を素材として実世界の対象(ものや出来事)を模った(写像した)もの」です。ちょっと括弧書きが多くなりましたが、なんとなくわかっていただけたでしょうか?
もちろん、データを素材にするとプラスチックのようにさまざまな形を表現することができませんから、表現の限界があります。通常は、ボックスと線をつかった図として表現します。ボックスの中にデータ項目を列挙します。
データモデルの一種であるERモデルの表現形式も、歴史的な紆余曲折がありましたが、今ではバックマンダイアグラムに似た表現となっています。
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