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業務アプリケーションの大きさ

業務アプリケーションに「適切な大きさ」というものがあるのでしょうか?
EAの仕事を数多く実施していると、何をよりどころとして業務アプリケーションの1単位が決まるものなのか、判らなくなるときがあります。

販売アプリ、購買アプリ、人事アプリはそれぞれ分かれていても良さそうですが、販売アプリの中に購買機能が入っている会社もあるのです。その会社が所属する業界では、販売プロセスの途中で何度も加工依頼とその検収が登場します。販売プロセスの最適化を考えると、ここに登場する購買イベントを販売アプリの中で扱う方が良いと思えます。

また、人事アプリは、労務・厚生・評価・給与などに分割することも可能です。あるいは会計アプリも、一般会計・管理会計・固定資産などに分割可能です。
もう少し視野をひろげて、複数事業をもった企業(あるいはグループ)を考えて見ます。販売アプリが、A事業用、B事業用、C事業用と3つ存在したとすれば、請求・債権管理機能もそれぞれの販売アプリに存在することになります。この状態に対してシステム最適化のメスが入ると、「請求・債権管理機能を共通業務として外だししよう」という結論になります。すなわち、A事業用販売アプリ、B事業用販売アプリ、C事業用販売アプリ、共通の請求・債権管理アプリの4システムになるのです。

現時点では
「業務アプリケーションの適切な大きさは一概に決まらない。最適化したい範囲や企業の成熟度に応じて決めるべき。」
というのが私の答えです。

黒澤 基博


データ総研のMDMソリューション