その2:「依頼された仕事の内容は、依頼者本人に確認すべし」
依頼された仕事の内容を依頼者本人に確認することなど、当たり前すぎるほど当たり前のことです。しかし
当たり前のことが当たり前になっていないのが新人さん・・・。
新人から見れば、まわりにいる人はすべて先輩です。となりに座っている先輩に聞けば、いろいろと教えてくれます。依頼された仕事の成果物や作業手順に関して疑問がある場合、その仕事の事情を知らない先輩であっても、ある程度適切なことを教えてくれます。
新人さんが怖いのは、そこで教えてもらった成果物や作業手順で「良い」と思ってしまうところ。「先輩が言っていることは間違っていないだろう」と思っていますから、かなり成果物をつくってしまってから、依頼者本人のところへ持ってきます。その時はじめて、成果物の仕上げ具合が「これではダメだ」と言われる。
作業を実施した新人さんとしては大きなショックです。ある先輩が「良い」といったものが、依頼者本人は「ダメ」と言う。実は、「仕事の性格によって成果物の仕上げ具合が微妙に異なる」ことを、新人さんは理解していなかったのです。
新人の立場で言えば、「仕事の性格によって成果物の仕上げ具合が微妙に異なる」という暗黙知を形式知化しておいてほしい、と思うかもしれません。しかし、この種の暗黙知は仕事場にたくさんありすぎて、いちいち言葉化するのが大変です。
ここは素直に、「依頼された仕事の内容は、依頼者本人に確認すべし」と覚えてもらいましょう。それがコミュニケーションの正しいあり方です。

























