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IT’S TOP FIVE TRAINING MISTAKES(その2)

本日は、引き続き「IT’S TOP FIVE TRAINING MISTAKES」(ITのトレーニングにおける間違いトップ5 :出典COMPUTERWORLD 2008年4月28日号)をIT部門の人材育成に当てはめてみます。本日は【2】と【3】についてです。
【1】トレーニングが後付けで考えられる
【2】受講者と感覚がずれている
【3】標準的なトレーニングの型に従わない
【4】ビジネスの文脈から外れてトレーニングを行う
【5】他部門と協力関係を築こうとしない
【2】は、IT部門だけでなく専門家全般に言われることです。教えることの内容について詳しいだけでは効果的な教育にはなりません。技術者にありがちなことですが、技術そのものについての説明に多くを費やしすぎて、本来受講者が知りたいこと(例えば実際のビジネスの場面でどう活用するかなど)を教える前に、受講者の気持ちが離れてしまうなどということが多々あります。
 
これはIT部門員に対しての教育についても同様で、新入社員研修であるにも関わらず、話を脱線して全く理解できないような技術的知識を語り始めたり、社内標準の教育をする際に、実際に適用する現場のことを考えずに、一方的な説明をしたりするようでは、教育の効果は得られません。
 惰性で教育を実施するのではなく、どのような目的でその教育を行うのか、その教育が終了した時に、受講者がどこまで到達していれば成功なのかを、あらかじめ確認したうえで教育に臨まないといけません。
 また、実際に教育の対象となる人や、その上司から、意見を吸い上げることも大切です。教えるべきことを押し付けるだけでなく、習いたいことも取り入れることで、より満足度、効果の高い教育を行うことができます。
【3】は教育に関する一般的なモデルが存在するので、それを考慮すると効果的だと言う話です。記事では、一般にITの教育は「能力開発」のみを考えており(run-through stage)、それ以外の分野である、業務の変化に対する心構えを醸成する場(organizational readiness)、システム本番稼動前のお試し期間(try-it phase)、稼動開始後のサポート(support-phase)についてはおろそかなことが多いと書かれています。また、教育素材の標準化や受講者への多様な教育方法(手順書、クイックリファレンス、e-learningなど)も考慮すべきだと書かれています。
これはそのままIT部門員への教育にも当てはまりますね。

データ総研 コンサルタント