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実践!プログラミング教育(準備編)

今月は先月お伝えしたとおり、2020年度から小学校で開始される予定のプログラミング教育に先んじて、小学二年生の息子にプログラミング体験をしてもらった時の様子をお届けいたします。

まず、教材となるプログラミング言語を決めないことには始まらないので、インターネットでプログラミング教育に適した視覚的プログラミング言語を検索してみました。

すると、プログラミング教育市場が賑わい始めているせいか、思っていたよりも多い五つほどのプログラミング言語が見つかったので、下記の選定基準に基づいて今回使用するプログラミング言語を決めることにしました。

選定基準の一つ目は日本語対応(できれば平仮名)していること、二つ目は特別なソフトウェアをインストールする必要が無いこと、三つ目は実績が豊富で情報収集しやすいことです。四つ目として、JavaScript等へのコード変換機能の有無を基準に含めるかどうか悩んだのですが、まだキーボード入力もできない小学二年生には過剰な機能と思い、選定基準に含めるのをやめました。

これらを考慮して、いくつかある教育向けのプログラミング言語の中から、MITメディアラボが開発した「Scratch(スクラッチ)」を使ってみることにしました。・Scratchは以下のURLにアクセスして使うことができます。
< https://scratch.mit.edu/ >

次に、Scratchはどんなプログラミングができるのか、使い勝手とあわせて見てみました。Scratchでできることを簡単に文章にすると、「あらかじめ用意されている動物などのキャラクターや任意の画像(スプライトといいます)を、背景となるステージ上でどのように動かすのか、そのための命令(スクリプトといいます)を、マウス操作中心でプログラミングすることができる」という説明になると思います。

そして、肝心のスクリプトですが、企業の基幹システムで用いられるプログラム言語のように、データベースやファイルを操作するための機能は無いものの、プログラミングの基礎となるアルゴリズムを学ぶ上で必要なものは揃っていると思いました。

代表的なスクリプトをいくつか挙げると、スプライトを上下左右に動かしたり回転させたりするなど動作に関するスクリプト、スプライトの見た目を変化させるスクリプト、効果音に関するスクリプト、キー押下やマウスクリックなどイベントに関するスクリプト、繰り返し(ループ)や条件分岐(IF文)など他のスクリプトを制御するためのスクリプト、四則演算や数字の大小判断など条件分岐で使用する演算式、任意の変数とその値を変化させるスクリプト(インデックス変数のカウントアップ)などがあります。

また、これらのスクリプトは視覚的に可能な組合せを判断できるようになっていることが特徴的です。例えば、繰り返しの制御をするスクリプトは逆コの字型をしていて、逆コの字の内側に動作など他のスクリプトをはめ込めるようになっているなど、形を見て文法を学べるようになっています。

それでは、実際にプログラミングしてみましょう!というところで、これ以上書けるスペースが無くなってしまいましたので、続きは次回お届けしたいと思います。

データ総研 コンサルタント