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失敗プロジェクトを減らすために

日経コンピュータ(2008年12月1日号)のプロジェクト実態調査によると、
システム開発プロジェクトの成功率は31.1%だそうです。
私は企画が不十分であることが、システム開発プロジェクトが失敗する
大きな原因のひとつであると考えています。
企画が不十分とは、


(1)プロジェクトの目的が不明確
(2)プロジェクトのスコープ(対象となる業務、組織)が不明確
であることを言います。
システム開発では目的と照らし合わせて要件を取捨選択していきます。
「(1)プロジェクトの目的が不明確」であると取捨選択の基準がなくなって
しまいますので、膨れ上がる要件を整理できず当初の工数、納期をオー
バーしてしまいます。
また、声の大きい人の要件だけが取り上げられ本来必要な要件が漏れ
てしまい、品質が低下してしまうということもあります。
「(2)プロジェクトのスコープが不明確」である場合、システム開発を進め
ていくうちにスコープが徐々に明らかになり、当初のスケジュールでは
スコープ全てをカバーし切れないことが判明します。ここで全てをカバー
しようとすると、工数、納期をオーバーしてしまいます。
一方、スケジュールどおりに進めようとすると全てのスコープをカバーし
切れず、検討漏れが発生し、品質が低下してしまいます。
企画が不十分であるプロジェクトでは、どんなに優れたメンバが入ってい
ても、どんなに優れた開発方法論を採用していても、どんなに優れたプ
ロジェクトマネージャが入っていても、多くの場合、失敗から逃れられ
ません。これはそもそもの目的地が間違っている(不明確な)船が、どん
なに優れた船長、船員を乗せても、どんなに高性能のエンジンを積んで
も正しい目的地にたどりつけないのに似ています。
実際に私も企画が不十分であるために失敗してしまったプロジェクトを
数多く見聞きしてきました。それらの経験を通じて、企画の手順・ノウハウ
の明確化(方法論化)、および企画スキルを持った人材の育成が、プロジ
ェクトを成功させるための重点課題であると強く思うようになりました。
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この重点課題を解決するために、弊社では「企画―RFP作成―ベンダ選
定」をカバーしたコンサルティングを実施しています。
また、企画スキルを持った人材を育成するために『RFP作成ノウハウコース』
を定期的に開催しています。このコースでは、「企画―RFP発行―ベンダ
選定」の手順、詳細な作業内容、ノウハウをお伝えするとともに、「目的の
明確化」、「スコープの明確化」といった重要なタスクについては、演習を
行うことによって理解を深めて頂きます。
“明日から実践できる知識”を身につけて頂くことを目指した実践的なコー
スです。直近では、2009年3月24日(火)の開催になります。
『RFP作成ノウハウコース』
http://www.drinet.co.jp/seminar/college/co05.html
長文になってしまいましたが、ここまでお読み頂きましてありがとうござい
ました。少しでもお役に立てましたら幸いです。

データ総研 コンサルタント