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データモデリングはコモディティ化したのか?

『いまやデータモデリングはコモディティ化してしまっている。』

このような意見を耳にしたのは、遡ること3年以上前のことです。当時は“ふ~ん”と聞き流していたのですが、最近改めて考える機会がありました。

現在、筆者は趣味と実益を兼ねるつもりでマーケティングの勉強をしているのですが、「コモディティ化からいかに脱却するか」というテーマに触れ、その際に冒頭の言葉を思い出しました。せっかく思い出したので、あれこれと考えを巡らせてみたところ、いかんせん腑に落ちないのです。そこで「コモディティ化」の定義を調べてみました。

簡単にまとめると以下のようになるでしょう。
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【コモディティ化】
  高付加価値商品の市場価値が低下し、一般的な商品になること。
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ここでの“一般的”とは、顧客にとって「どの会社の製品・サービスも大差ない状況」を指すようです。そして、差別化要因がほぼ無いならば、顧客は価格を重要視するようになります。加えて、参入障壁が下がっているはずなので、より安価に製品・サービスを提供する競合が続々と流入してくることになります。市場の先駆者が手を打てず、この流れに飲まれれば「コモディティ化一丁上がり!」ってなもののようです。

さて、データモデリングは本当にコモディティ化したのでしょうか?

筆者の答えは「NO」です。

理由は『データモデリングは単なるDB設計にあらず!』です。

RDBMS上に実装済のテーブルを図形と線を使い図示できる人は数多くいるでしょう。しかし、ビジネス構造を正しく理解し、それをデータモデリングできる人材がいったいどれだけいるでしょうか?「どの会社のデータモデリングサービスも大差ない状況」などではないと断言します。データ活用の重要性がかつてなく高まっている現在だからこそ、真のデータモデリングの重要性に気づく人が増えると信じています。

また、仮にコモディティ化が進んでいるとしたら、その利用者である顧客にとっては必要不可欠なもの(まさに日用品!)になっているのではないでしょうか?

データモデリングをしっかり行ってからシステム開発をする現場が当たり前になっているかと言うと、まだまだそんなことはありません。

システム開発においてデータモデリングが本当にコモディティになる日がくるように精進しなければならないと感じる今日この頃です。

データ総研 コンサルタント