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Enterprise Data Worldでのモデル配置ルールを発表

4月の第一週に、アメリカのアトランタ市でデータマネジメントの国際カンファレンス”Enterprise Data World”が開催されました。データ総研からは筆者を含め2名のコンサルタントが参加し、セッション発表を行いました。

“Zen Style Data Modeling: Representing the Business Rules by the Layout”(禅スタイルデータモデリング:配置ルールでビジネスを表現する)
https://goo.gl/yRr4lU

テーマは、弊社のデータモデリング方法論の特徴であるエンティティの配置ルールです。

  • エンティティ間に1:Nのリレーションシップがあるときは、1側をモデルの上部に配置する。
  • マスターデータは、社内組織・社外組織・モノ・その他にエリアを分けて配置する。

などです。

配置ルールを導入したデータモデルは、見た目が整然とし読みやすくなります。すると、エンティティやリレーションシップの過不足に気づきやすくなり、結果として、データモデルの品質を大きく向上させます。

筆者は、こうした「配置によってより深く現実が表現される」という考えは、禅の枯山水の設計思想と通じると考えています。セッションタイトルに「禅スタイルデータモデリング」と銘打ったのはそのためです。海外でも”ZEN”は知名度があるので、気になった方がセッションに立ち寄るのでは…というねらいもありました。

セッションの結果は大好評で、30人ほど入れる会場はほぼ満席になりました。終了後にはあたたかい拍手をいただき、カンファレンス参加者から声をかけられては、質問や感想のことばをいただきました。そのなかのひとり、アメリカ人のご婦人の感想が、特に印象に残っています。

「私の会社も30年前はオリジナルの配置ルールを設けて、データモデルを作っていたの。ただ事業所毎にパッケージソフトが浸透するにつれ、配置ルールが守られなくなってきてね。今でも事業所毎にデータモデルは描くけど、エンティティ数が多いからどこになにがあるのか探すだけで苦労しちゃう。
小さな会社ならなんとかなっても、うちみたいに従業員が10万人を越えるような会社じゃ、データの品質維持がどんどん難しくなっているわ。あなたたちが発表した配置ルールは、今こそ必要なものよ。」

みなさんの会社では、データモデリングに配置ルールを設けていますか?もしまだならば、ぜひとも弊社にご相談ください。

データ総研 コンサルタント