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コネクト・ザ・ドット テクニック(Connect-the-Dots Technique)

この手法は、昨年のEDW(エンタープライズデータワールド)カンファレンスに参加した際、Danette McGilvrayさんから教えていただいたものです。
彼女は、チュートリアルの中で「データクオリティ&データガバナンスのビジネス影響度を評価する方法」を説明しており、その1つの手法がコネクト・ザ・ドットテクニックでした。

コネクト・ザ・ドット(Connect-the-Dots)とは、形式的には「点をつなぐ」ということを表現していますが、その内容が重要です。すなわち、データクオリティマネジメントに関する4つの点を関係づけて、データがビジネスニーズにどのように影響するかを可視化します。
4つの点とは、
① ビジネスニーズ
② 業務プロセス・組織・技術
③ 情報
④ データ
を意味します。この4つの点を左から①、②、③、④の順に並べて、その関係を明らかにするわけです。

コネクト・ザ・ドット説明図
① でビジネス的なニーズ・ゴール・課題・目的などを明らかにし、
② でそれらのビジネスニーズ等に関係する業務プロセス・組織・人・技術等を明らかにし、
③ でそういった業務プロセス等を実行する際に見ている情報、あるいは技術で使われる情報を明らかにし、
④ でそれらの情報をつくる素材のデータを明らかにします。
4つの点の関係が一覧できることによって、どのデータのクオリティを向上させると、どの業務に影響し、どのような効果につながるかを理解できます。

彼女のチュートリアルでは、次のような事例を紹介していました。
ビジネスニーズ:オンライン小売企業の行動指針。注文を受けて24時間以内に出荷する
業務プロセス:出荷プロセス。マネージャは24時間以内出荷を厳守する
情報:残り時間を計測したレポートを一日に2回提供
データ:タイムリーな配送を実現するためのデータ(注文日、出荷日、出荷場所など)

データクオリティマネジメントの意義がいまひとつ理解できない・・・という人達が、どの国どの企業にも存在します。
「データクオリティを向上させると、どの業務が改善され、結果としてどのようなビジネスニーズを満たすことになるのか」
この内容を関係者間で共有することが、データクオリティマネジメントを進める時の最重要ポイントである、と私は考えています。

データ総研 コンサルタント