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趣味・娯楽での情報活用その2

データマネジメント通信も2年を越え、またまたコーヒーブレイクバージョンの号となりました。ちなみに、ITアーキテクト黒澤の日記(2006年スタート)から通算すると317号目になります。1年前のコーヒーブレイクバージョン「馬券購入における情報活用」を引き継ぎ、今回は具体的な予想シーンを解説します。前回ご紹介した予想ファクター24から重要な要素を選び、その視点から勝ち馬を予想します。

函館競馬場 ダート(砂)1700メートル 500万下あるいは1000万下のレースを予想してみます。

最初に、なぜこのような地味なレースを選択するかについて語る必要があるでしょう。最大の狙いは、注目されにくいレースは、高品質な予想をする人が少ないため、当てやすい割に配当が高いためです。メインやオープンクラスよりは下級クラスのレース、芝よりはダートのレース、東京競馬場よりはローカル競馬場のレースを主に選んでいます。また、ダートの中距離は、それほど荒れない(予想外の馬が飛び込んでこない)こともポイントです。

レースを選択した後に、勝ち馬投票券(いわゆる馬券)を購入する対象馬を選ぶわけですが、次のような馬を候補とします。

  • データを重視しますので、スピード指数を使って出走馬の上位5頭を選びます。この5頭について、以下の条件を考慮して購入馬券を決めます。
  • 芝ではなくダート適正があること。ダートで勝ったことがある馬がまずは候補になります。
  • 同様に1700メートル前後で1着~3着にきている馬も有力です。
  • ダートは芝と違い、先行した馬が有利です。従って、先行力のある馬も候補となります。さらに、このコースはスタートしてから下り坂であり、コース全体でみても上り坂はほとんどありません。つまり、スタート直後に先頭~2番手あたりに位置づけることが得意な馬は断然有利です。このため、スタートしてから600メートルの持ち時計が早い馬を抽出します。目安は36秒です。(もちろん、出走馬どうしの相対比較で良いのです)
  • 一方で、出足の遅い馬は前にいる馬が蹴り上げた砂をかぶると走る気を無くすことがあります。リスクが多いため、このような馬は選択しません。
  • 東京競馬場や中山競馬場はゴール前に坂があります。こういったコースの場合、ゴール前600メートルの持ち時計が重視されますが、当該コースではゴール前も下っているため、最後の瞬発力はあまり重要ではありません。むしろ、先行した馬がそのまま押し切ってしまうケースが多いです。
  • 7月の函館開催の場合、馬が夏バテしているかどうかもポイントです。著しく体重を減らした馬、元気の無い馬をパドックで見つけ出し、候補馬からはずします。
  • 血統も大切で、私が一番目を付けているのはゴールドアリュールを父に持つ馬です。3着以内に来る勝率が35%以上もあるため、有力です。
  • 6月にはクラス編成があります。クラス編成とは、たとえば1000万下のクラスで走っていた4才馬が500万下のクラスに降級することです。当然、上のクラスで走っている馬は、厳しいペース配分で走ることを余儀なくされており、下のクラスで走ると余力が生まれるので、有利になります。このような降級馬は、最近の成績が悪くても候補馬とします。
  • 休み明けの馬は、仕上げがゆるい場合が多く、選択しません。
  • 前走、前々走で勝ち馬からの差が0.1秒~0.5秒以内馬は、調子が良いと見て候補馬とします。
  • 1400メートルまでしか実績がないけれど調子が良い先行馬も有力です。短距離の先行馬は、このコースの場合先頭に立つ可能性が高く、自分のペースで走った場合、そのまま1着でゴールすることもあるからです。一見すると距離適性が無いと判断しがちで、選択しない人も多いのですが、こういった馬は良い配当がつくことがあり、ねらい目です。
  • 夏は牝馬と言われます。なぜか、暑い夏には、男馬よりも女馬の方が勝つことが多いらしいのです。一応、頭の片隅にはありますが、函館はそれほど暑い日が続くわけでもないと考えており、気にしないことにしています。

最後にどのような種類の馬券を買うかですが、このコースの場合、複勝1点です。つまり、3着以内に来れば勝ちという馬券を買います。オッズは2.5倍以上の馬を選びます。

1年前のコーヒーブレイクバージョン時にお問い合わせが多かったのは、「結局勝っているのか負けているのか」という質問です。その件については秘密ですが、このコースに限って言えば、充分なプラス収支となっています。仕事を離れ、娯楽の世界でもデータドリブンで楽しんでおります。

データ総研 コンサルタント