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新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。
今年一年の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

年末年始の休み中にいくつかの新聞紙面やテレビなどでトマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」に触れる機会がありました。ピケティ氏は、「資本収益率が経済成長率を上回る経済では、資本家に富が集まる傾向にあり、不平等(経済格差)が進む」と説いています。私は大学時代に経済学を少し学んだことがあるのですが、資本収益率が高ければ、人々は資本を増やす方向に活動するので、やがて資本収益率は低減し労働の収益率に近づくと考えるのが一般的です。自由な競争の市場経済においては、このようにバランスがくずれた状態は自然に平準化へ向かうだろうと考えます。この常識が違うと指摘したのが、ピケティ氏なのです。正直なところ大変な驚きとともに具体的な検証データを見るまでは同意できない、というのが最初の感想でした。

一方で、日本経済の動向はどうだったでしょうか。2014年の1年間で株価は7.1%上昇し、円相場は15円以上円安ドル高が進みました。この状態はしばらく続くと予想されています。海外の売上比率が高い企業は、円安の恩恵により業績が良かったようですが、原材料を輸入し国内で製造・販売している企業にとっては、厳しい状況であったかもしれません。また、企業の倒産件数は前年比約10%減となり、20数年ぶりに良い数値となっています。失業率も2010年の5%台から2014年は3.7%へと改善しています。2009年のリーマンショック直後と比較すれば、なかなか良い数値が並びますがアベノミクスが成功したとは言えません。企業がため込んだ利益を従業員に還元しなければ、日本経済は好転しないからです。

ところで、皆さんは一般的な企業の寿命をご存じでしょうか?
設立した企業全体のうち35%は3年で倒産します。5年後には85%が倒産や吸収合併などで消えていきます。20年後には99.7%が、30年後には99.97%が消えていきます。20年も事業を継続していれば、それなりに経営資源やノウハウが充実しているはずですが、そこからさらに10年継続できる企業は10%しかないことに驚きを隠せません。

さて、2015年10月3日に弊社は創立30周年の節目を迎えます。設立当初はデータモデリング手法の教育や技術移転から事業をスタートし、DOA方法論の提供、データアーキテクチャ策定支援、日本におけるデータマネジメント市場の開拓および技術提供など事業範囲を徐々に拡張してまいりました。

30年間事業を継続できるのも、皆様のご愛顧に支えられたおかげと社員一同感謝しております。今年も皆様のご期待に添えるよう一層努力する決意ですのでよろしくお願い申し上げます。

データ総研 コンサルタント